東急プラザ銀座内「METoA Ginza」にて、マンガとインタラクティブ 映像が融合した新感覚の体験型コンテンツを制作。 小泉徳宏監督主宰モノガタリラボが描き下ろし新作2作品を担当。
株式会社ロボット(本社:東京都渋谷区 社長:長瀬俊二郎、英語表記ROBOT COMMUNICATIONS INC.以下「ROBOT」)、制作協力:株式会社D2C ID (本社:東京都港区 社長:岡勇基)は、東京・東急プラザ銀座内 三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」(メトアギンザ)」にて2023年12月6日(水)より開催されるAIと共に生きる近未来を追体験する新イベント 「この物語、あなたはどう読む?マンガ×AI展」にてインタラクティブなマンガコンテンツを制作しました。視界一面に広がるマンガとインタラクティブ映像を融合したアトラクションで、まるで自分がマンガの世界に入ったかのような新感覚体験を楽しめます。
■コンテンツ概要:マンガの世界に没入!AIと暮らす未来に潜む社会課題について学び、考えよう
巨大スクリーン一面に投影されたマンガ(「幻燈モラリティ」原作:AI SPEC*1作画:カシワイ)の世界に入り込むことができる、インタラクティブ映像が融合した体験型コンテンツです。AIの開発に欠かせない「アノテーション*2」を体験できるコンテンツや、自身の行動を誰かによるアノテーションで意図せずラベル付けされてしまうマンガ内のシーンを再現した体験を通して、AI活用における倫理感や社会課題を学ぶことができ、これからのAIとの向き合い方を考えることができます。
*1:AI SPEC [エーアイ・スペック] は、私たち一人一人がAI倫理を自分事として考えるために、議論の場を作る三菱電機統合デザイン研究所のプロジェクト https://www.mitsubishielectric.co.jp/ai-spec/
*2:アノテーションとはテキストや音声、画像、動画などあらゆる形態のデータの1つ1つに、タグやメタデータと呼ばれる情報をラベル付けしていく工程のこと
インタラクティブ体験① ―あなたの行動が見知らぬ誰かにアノテーション(ラベル付け)される体験
マンガのワンシーンを疑似体験していただきます。スクリーンの前に立つと体験者のポーズに合わせて、マンガのキャラクターが動き、実際にマンガの世界に入り込んだような体験ができます。例えば、落ちている物を拾う動作が「ごみ拾い」と見なされるのか、または物を盗ったとして「不審行動」と見なされるのか、判別が難しい状況を誰かの判断(価値観)によって「善意の行動か、不審な行動か」をラベル付けされる体験を通じて、AIと暮らす未来で起こるかもしれない出来事を体験することができます。
インタラクティブ体験② ―あなたが自分の判断でアノテーション(ラベル付け)をする体験
出題された画像に対して、自分が正解だと思う回答にアノテーション(ラベル付け)していくクイズゲームを体験できます。「犬orきつね」のような簡単な問題から、写真を撮っている様子の画像に対して「それが盗撮を目的とした犯罪行為なのかor風景の写真撮影を目的とした行動なのか」など判断が難しい問題まで、あなたの価値観でラベル付けします。最後に周りの人たちと自分の判断の違いを数値的に可視化することにより、価値観のズレについて認識し、このアノテーションの結果がAIの学習に反映される世界について考えるきっかけとなります。
小泉徳宏監督(代表作「ちはやふる」)が主宰、シナリオ制作チーム「モノガタリラボ」が監修
今回の展示では、映画「ちはやふる」シリーズや「線は、僕を描く」などで知られる小泉徳宏監督が主宰するROBOTのシナリオ制作チーム「モノガタリラボ」が2つのマンガの制作に携わり、METoA Ginzaでしか見ることのできないオリジナルマンガを公開します。モノガタリラボのメンバーの菊地百恵が、AIへの恋愛ともつかない不思議な感情をテーマにした「アイするということ」(作画:にしむらみう)、三宅章太が先進国と開発途上国との立場の違いから生まれる問題や環境問題、働き方の問題をテーマにした「この星、空の下で」(作画:わんこ)の原作・脚本を担当しました。
■「ROBOT」について
ROBOTは、クリエイティブとテクノロジーを駆使し新たなコンテンツ体験を提供するコンテンツスタジオです。 世界初となる12Kワイドのライブビューイング、8K/4K/360度カメラなど最先端撮影技術を駆使した企画演出、 インタラクティブコンテンツ展⽰AR、空間移動型VRなどの制作多数。他代表作:映画『ゴジラ-1.0』『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』 Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』など。アニメーション作品『つみきのいえ』で、米アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。
■「モノガタリラボ」とは
小泉徳宏監督が主宰するシナリオ制作チームです。 映画監督、舞台演出家、CMプランナー、アニメーターなど多彩なバックボーンをもつ25名のメンバーが所属しています。 日本ではまだ珍しい、複数人で一つの作品の執筆にあたる 「チームライティング」制を採用し、映画・ドラマ・広告ドラマ・漫画・小説・絵本など、媒体を問わず「物語」を必要とするすべてのコンテンツに向けて創作活動をしています。本展示は漫画『ザッケン!』(全4巻/小学館刊)、『氏神さまのコンサルタント』(講談社コミックDAYS連載中)に続くオリジナル原作漫画となります。
■本件について および コンテンツ開発に関するお問い合わせ先
株式会社ロボット 制作本部 コミュニケーション・プロデュース部 齊藤信也 E-Mail:shinya@robot.co.jp
本ニュースリリースならびに取材に関するお問い合わせ先
株式会社ロボット 広報担当:滝沢毅 E-Mail:press@robot.co.jp
PDFはこちらからダウンロードいただけます。
イベント概要
タイトル | この物語、あなたはどう読む?『マンガ×AI展』 |
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期間 | 2023年12月6日(水) 〜 |
時間 | イベントスペース:11:00〜19:00 |
料金 | 無料 |
場所 | 東京都中央区銀座5丁目2番1号 「東急プラザ銀座」内 「METoA Ginza」(2F) |
イベントURL | https://metoa.jp/event/ai_manga_exhibition/ |