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片山 優花

「好き」を仕事にしている社員 -01-

実体験から得た直感を大切に
「好き」を仕事に活かす

コンテンツ本部 デジタル部アートディレクター/
デザイナー/プランナー

片山 優花

2018年 中途入社

ROBOTへ入社したきっかけと、
現在の仕事内容を教えてください。

学生時代は、紙もののデザインを中心としたクリエイティブを学ぶ「ビジュアルデザイン科」に所属していて、その後プロジェクションマッピングを活用したイベント制作会社へ入社し、制作会社へCGを発注する仕事をしていました。経験を積んでいくうちに、自分自身が直接手を動かしてデザインする仕事に就きたいという気持ちが高まるようになりました。再就職先を探していく中、ROBOTに出会い、グラフィックデザイナーとして入社したのが始まりです。入社後2年目くらいに、先輩から「企画を考える仕事もやってみないか…」と提案をいただき、プランニングにも携わるようになりました。実際にデザインを担当することも好きなのですが、企画段階から全体の構想を俯瞰の目線で捉え、ディレクションしていきながらデザインに関わり、ゴールに向かっていく工程も好きだったので、今の役割はとても自分に向いていると感じています。プロジェクトの中には、クライアントの伝えたいことを汲み取り形にしていくまでに、社内や外部のデザイナーと連携して動くものもあれば、自分自身で企画からデザインまで手掛けるものもあったりと様々です。具体的には、デジタルプロモーションの一環として、WEBやSNS、YouTubeの活用などの企画を考える段階から携わり、時に自分自身がデザインする場合もあります。

インタビュー写真1

様々な企画を考え、形にしていく中で
大切にされていることは何ですか?

クライアントの要望を汲み取ることから企画の考案が始まるのですが、まずは懐に入るような気持ちで、クライアントが「本当に伝えたいこと、やりたいことは何なのか」ということを引き出すようにしています。最初のヒアリングでそれができていないと、後になって認識のズレに繋がってしまうんですよね。しっかりと伝えたいこと、やりたいことを伺った上で、それをどう形にするのか企画していくわけですが、何気ない時に思いついたことをiPhoneにメモすることもありますし、パソコンでイメージする画像を探していく中でヒントを得ることもあります。何をしていても常に頭の片隅にプロジェクトのことがあって、ふとしたタイミングでアイデアが繋がるような感覚を得るというか。だからこそ自分の直感をとても大切にしています。ミーティングなどで様々な人の意見が交わされる場では、それぞれが考案したものを、どう繋げたらより良く仕上げられるのか、ストーリーを紡ぐように考えるようにしています。私たちが携わる制作物は、クライアントの要望から始まるものが多いのですが、言われたことだけを形にするのではなく、制作に関わった私をはじめ、プロジェクトチームの「好き」という思いを融合できるようにしています。

インタビュー写真2

プライベートで好きなことが
仕事に繋がることはありますか?

そうですね。それはとてもあります。学生時代から社会人ビッグバンドの団体でジャズをやっていて、トロンボーンを12年ほど吹いていたんです。だから今でも仕事帰りにライブに行くことも多いです。会場の雰囲気や、演奏されている音楽、照明の演出やビジュアルツールを含め、訪れている客層からもヒントを得ることは沢山あります。自分の好きな要素をきちんと言語化するためには、やはり自分の目で生のものを見て、自分の手で触って、自分の足で歩いて探すという実体験が大切だと感じています。そうした実体験を増やしていくことで、自分が何に心を動かされ、何に魅力を感じるのかということが、きちんと言葉として説明できるようになります。様々な体験が企画のヒントになることはもちろん、実体験に基づいた言葉は、クライアントへの提案の中でも、説得力を持つものになると感じています。

インタビュー写真3

仕事でもさまざまなことに
チャレンジする機会は多いのでしょうか?

レギュラーの案件ももちろんありますが、多くの場合は、案件ごとに全てが新しいチャレンジとも言えます。それに加え、ROBOTは何でもチャレンジさせてくれる懐の広さがあると思います。自ら挙手して「これがやりたい」と言っているわけではないのですが、察してくれるというか…。これまで経験がないことでもプロデューサーに「やってみない?」と言われることも多くあります。未経験だった映像ディレクションへのお声がけをいただいた際には、自分にできるかどうか不安な気持ちもありましたが、途中でつまずいたとしても誰かに助けを求めればよいし、それもまた一つの経験だと思いチャレンジすることにしました。社内の方をはじめ、関わってくださる外部の方にも相談して回を重ねていくうちに、少しずつ自分の経験値が積み上がっていって、自分のできる領域が広がっていったような感覚を得ました。だからこそ、毎回新鮮な気持ちで仕事に取り組めているような気がしています。

インタビュー写真4

この仕事を続けていく中で、
楽しみややりがいをどんな時に感じますか?

何を一番伝えるべきかを企画して道筋をたてた後に、その道筋に沿って信頼のおける仲間たちと一緒に作り上げていくなかで、「伝えたいこと」が、デザインの力によって少しずつ研ぎ澄まされ整理されていく過程が好きです。デザインって見た目を整えるだけのことではなく、仕組みづくりだと考えています。どちらかというと私はゼロからイチを作りあげていくのが好きなので、自分が頭の中で想像したものが形になっていく過程に楽しみを感じています。ビジュアルの提案なら満足のいくラフが描けた時、さらにそのラフが様々なプロの手によって完成し、最終的に完成したものが、街中や自分のスマートフォンの中で流れているのをみた時にやりがいを感じています。

インタビュー写真5

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