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下野 篤史

「好き」を仕事にしている社員 -02-

映像が好き
という思いを胸に
マルチな対応力を
身につける

広告本部 第1プロデュース部プロデューサー

下野 篤史

2014年 新卒入社

ROBOTへの入社を志したきっかけを
教えてください。

僕は、宮崎県都城市や鹿児島県で幼少時代を過ごしたんです。地方ではTVのチャンネルも限られていて、映画館も少なく、映画を見るなら何か地域の催し物があるとそこで上映されるような感じで、そんなイベント感にとてもワクワクし、映像制作の世界に強く憧れたのを覚えています。とはいえ、いざ進路のことを考えた時に、地方ではなかなか映像関係の教育を受けられる機会がなく、どんな風に道を開いて行けば良いのかな…と悩む部分もありました。そんな中、たまたま「タイヨウのうた」(2006年/松竹)を見て、何度も見返すほど感動して、その時に初めて小泉徳宏監督を知りました。

インタビュー写真1

小泉監督は学生時代に自主映画を制作し、その後ROBOTに会社員として所属した後、26才の若さで映画監督としてデビューされたことを知り、僕の知らなかった映像の世界への道筋が少し見えたような気がしました。そして、そんな映画監督を支えるROBOTってどんな会社なんだろうと興味を持って調べてみたら「踊る大捜査線 THE MOVIE」(1998年/東宝)や「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年/東宝)など、名だたる作品を制作している会社だと知りました。映画のみならず、CM・ドラマ・アニメーションなどさまざまな映像作品で数々の賞も受賞されていることからも、映像関係のプロフェッショナルが集まっている会社として、自分の目指す仕事への道筋を具体的にイメージできた部分があります。それからは両親に、ゆくゆくはROBOTに入りたいから、映像制作の勉強をするために上京させてほしいとお願いしました。

上京後は、明治大学の文学部文学科演劇学専攻に入学して演劇や映像を広く学びつつ、映画の自主制作や、小劇場での役者経験、テレビ局やMVの現場のアシスタントなど、映像に関わるあらゆる仕事を経験させていただいたほか、インターン時には東京国際映画祭での広報活動でMCも経験し、小泉監督にも直接お会いする機会をいただきました。その際に、ROBOTがどんな会社なのかを伺うことができて、入社への思いがより強まりました。

インタビュー写真2

ROBOTでは
どのようなお仕事をされていますか?

入社してからは、主にテレビCMの広告制作に携わり、プロダクションアシスタント、プロダクションマネージャーを経て、現在はプロデューサーを担当しています。プロデューサーの役割は、クライアントとの窓口となり、制作の全体を統括することです。クライアントの要望を汲み取り、現行のCMの課題を解決していく場合や、新規のCM枠で企業名や商品名を打ち出したいという要望に基づいて企画から参加するものなど、案件によって様々ですが、適切な企画を立案し、スタッフの編成、予算管理、スケジュール調整などが主な仕事になっています。また、ディレクターや制作スタッフとも密に連携し、クオリティの高い作品を制作することが求められています。ディレクターが作品の中の指針を方向づけていく役割に対して、プロデューサーは制作側とクライアントとの橋渡しの中で、クライアントや視聴者層の立場も考えながら全体的な舵取りをしていく役目だと感じています。とはいえ、ディレクション的な目線も持ちながら仕事を進めていくことで、資料作り、言葉の選び方、提案方法を含め、作品に対する視点も変わってきます。ROBOTでは肩書きの枠を超えて、どこかハイブリット的な役割を担える機会も多くあって、プロダクションアシスタントやプロダクションマネージャー時代も、企画を考えたり、ときには映像編集をしたり、カメラを回したこともありました。プロジェクト規模や、現在の役職に関わらず、数々の案件を積み重ねていくことで、提案できる幅も広がりますし、それが僕自身の資産として、強みになっていくのではと感じています。

インタビュー写真3

この仕事を続けていく中で、
楽しみややりがいをどんな時に感じますか?

3年前にプロデューサーとして案件を獲得していく立場となった時、「下野くんプロデューサーになったんだって!?ちょっとお願いしたい案件あるんだけど!」と、学生・PM時代にお世話になった企業・代理店の方々からお声がけいただいた時の喜びは今でも忘れられません。
今もなお、クリエイティブの方とコミュニケーションを重ねながら新規案件をいただいたり、クライアント企業に営業をかけて受注したり、日々繋がりを大事にしながらプロデュースをしています。
また、スタッフの方々とも再び一緒にお仕事をすることによって、名前や顔を覚えていただけていることも嬉しいですし、そんな時に少しずつ成長している自分を見せられればと、日々精進しています。皆がポジティブに進行できるよう、クライアントや制作スタッフへの説明の際にも、言葉選びの一つ一つを丁寧に、ポジティブな方向へ士気を高められるよう心がけていきたいですね。

インタビュー写真4

ROBOTで今後
挑戦していきたいことなどはありますか?

プロデューサーとして活動し始めて、ありがたいことにいろんな方面からお仕事の依頼をいただいています。「このシチュエーションでCM撮りたいんだけど、予算と機材、どうやったらいいかな...」「このスケジュールで仕上げられるかな...?」など、様々な悩みに対して「あのクリエイターで、あの機材で、こういうフローなら実現できます!」と即答できる時に、一番醍醐味を感じます。逆に答えられないことも多々あり、まだまだ精進しなくては、と感じることもしばしばあります。ROBOT社内のプロフェッショナルたちと、外部の第一線のクリエイターの方々の力を借りながらCMはもとより、WEBムービー、インタラクティブコンテンツやイベント展示映像など、どんどん仕事の範囲・ジャンルを広げて知見を深めつつ、心揺さぶるような作品を送り届けていきたいと思っています。

インタビュー写真5

好きを仕事にしている社員

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