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井上 康平

「好き」を仕事にしている社員 -05-

好きな映像や音楽などから
糧を得て
人を喜ばせる
映像を作りたい

広告本部 クリエイティブ・マネジメント室映像ディレクター/CMプランナー

井上 康平

2015年 新卒入社

ROBOTへ入社した
きっかけを教えてください。

映画好きな父の影響で黒澤明監督の『七人の侍』や、『スターウォーズ』など、幼い頃から映画に触れ、親しんできました。大学の社会学のゼミでドキュメンタリーを撮る経験もしました。学生時代はCD屋でアルバイトをしたり、音楽レーベルでのインターンにも参加しました。いざ就職活動をする時期に、「コントがやりたい」と思い、演者として舞台に立ったこともあります。もともと多趣味で、色々なことに興味があるタイプなんだと思います。周囲の友達に合わせていくつか会社の入社試験に行ったり、面接にも行ったのですが、自分が働きたいと思えるような会社とはなかなか巡り会えずにいました。そんな就職活動中に、たまたま友達と映画を見る機会があったんです。その時見た『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年/東宝)のクレジットに、ROBOTの名前が出ていて……。会社の名前はなんとなく知ってはいたのですが、その映画を見たことで気になり、調べたところ、採用をしていたことを知り、入社試験を受けることにしました。映画が好き、そして映像が好きというところからのスタートでしたが、広告に関する仕事の知識はほとんどない状態だったので、いくつかの制作業務に関わりつつ「もっと何か面白いことはできないかなとか、どうやったら自分も楽しんで仕事できるか」ということを考えながら仕事をしています。

インタビュー写真1

ROBOTではどんな仕事をされていますか?

入社当時は制作部に配属され、3年間プロダクションマネージャーを経験しました。その後、社内の「キャリアチャレンジ制度(他部署への異動希望)」で、広告本部のクリエイティブ・マネジメント室に移り、現在はプランナーとディレクターを担当しています。企画を煮詰めたり、演出を考える時間は一人で机に向きあい続ける孤独な作業で大変なのですが、とても大事な行程です。僕の役割はその企画の中で、遊び心をどう盛り込んで、より魅力的な映像作品として見せていくかというアイデアを考えること。ひとつの企画に対して、複数のパターンを出しながら、クリエイティブディレクターや広告代理店と相談しながらベストな演出へと絞り込み、制作を進めていきます。だからこそ、何気ない会話やシーン、見る映画や聞く音楽など、日常のあらゆる体験から着想を得るので、日々、自分の感性を高めるようにしています。

インタビュー写真2

仕事の中でどんなことを
心がけていらっしゃいますか?

企画にしても、演出にしても、最初はゼロの段階から自分の頭にイメージしているものを形にしていくので、そのイメージにズレがないよう、事前の準備段階から制作部チームや、代理店のクリエイティブチームなどと密にコミュニケーションを取るようにしています。基本的には「人を喜ばせたい、笑わせたい」というのが前提にあるので、クスッと笑えるようなシーンがあったり、愛おしく思えるキャラクターが出てくるなど、訴求ポイントを真面目にストレートに伝えるというより、ユーモアのある映像を作っていきたいと思っています。小津安二郎監督の「なんでもないことは流行に従い、 重大なことは道徳に従う。 芸術のことは自分に従う」という言葉があるのですが、自分らしい感性を大切にしつつも、ほどよい価値判断のバランスをとりながら制作を進めることも大切だと感じています。様々なバランスを汲み取りつつ、自分らしさを盛り込んだ企画や演出で映像が完成し、クライアントに試写した際に良い反応だととても嬉しくなりますし、自分の作った映像が世の中に届き、見ている人が映像を通して楽しんだり、喜んでくれていると思うとモチベーションが上がります。

インタビュー写真3

ROBOTに向いているのは
どんな人だと思われますか?

ROBOTは、自分がやりたいと思ったことを行動できれば、背中を押してくれる会社だと思います。やりたいことを真摯に伝え続けていれば、様々なチャンスが巡ってくるというか。映像作品に携わりたいと考えている人には、多種多様な媒体でたくさんの経験を積むことができる環境が整っていると思います。新卒・中途採用問わず、どんな時期からでもチャレンジできて、その受け皿になってくれるのがROBOTという会社なので、まずは行動することから始まるんだと思います。

インタビュー写真4

好きを仕事にしている社員

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